車いすをご利用中の方へ|身体のこわばりやむくみを和らげる訪問マッサージ
日常的に車いすを使って生活されている方や、その生活を支えているご家族の方から、身体の強張りやつらさについてご相談をいただく機会が増えています。
「日中はずっと車いすに座っているため、夕方になると足がパンパンにむくんでしまう」
「身体が固まってしまい、ベッドへ移る動作がつらそうに見える」
「座っている姿勢がだんだんと崩れてきて、腰や背中に負担がかかっているようだ」
このような状態が続くと、ご本人の苦痛はもちろんのこと、日々の介助を行うご家族の負担も大きくなりがちです。通院したくても、車いすでの移動や乗り降りの負担を考えると、気軽に病院や治療院へ通うのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
神奈川県小田原市、南足柄市、大磯町エリアで在宅療養を支えるつかさ訪問マッサージです。歩行が困難で通院が難しい方のご自宅や入居施設へ国家資格を持つ施術者がお伺いし、医療マッサージや機能訓練を提供しています。
この記事では、車いす生活によって起こりやすいお身体の負担と、訪問マッサージや機能訓練を通じて期待できる身体の変化、そして安心して利用するための流れについて詳しくお話しします。
車いすでの長時間の座位が身体にもたらす影響とお悩み
車いすは、歩行が難しい方にとって移動の自由を広げ、生活の行動範囲を保つための心強い道具です。しかし、1日の大半を車いすの座面の上で過ごしていると、同じ姿勢が続くことによって特有の身体のトラブルが生じやすくなります。
筋肉のこわばりと関節拘縮の進行
車いすに座っている間、股関節や膝関節、足首はおよそ90度に曲がった状態のまま固定されがちです。関節を動かす機会が少なくなると、関節周辺の筋肉や靭帯が硬くなり、徐々に動かせる範囲(関節可動域)が狭くなってしまいます。これがいわゆる「関節拘縮(こうしゅく)」です。
関節が硬くなってしまうと、以下のような日常動作に支障が出やすくなります。
- 車いすからベッド、トイレへの移乗時に足が伸びず、踏ん張りが利かなくなる
- ズボンや靴下の着脱など、更衣の介助に余計な力が必要になる
- 身体を動かそうとする際に強い痛みが生じ、動くこと自体を嫌がるようになる
特に脳梗塞や脳出血といった脳血管障害の後遺症による麻痺がある方や、パーキンソン病などの神経難病をお持ちの方の場合、筋肉の緊張異常(痙縮など)が加わることで、こわばりが一層強くなりやすい傾向があります。
下肢の血行不良とむくみ(浮腫)
健康な状態であれば、ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで「筋ポンプ作用」が働き、下半身の血液やリンパ液を心臓へと押し戻します。しかし、車いすに座りっぱなしで足首やふくらはぎを動かさない状態が続くと、重力の影響もあって水分や血液が足元に溜まりやすくなります。
その結果として現れるのが、強いむくみ(浮腫)です。靴や靴下の跡が深く残ってしまったり、皮膚が突っ張って痛みを覚えたりすることがあります。また、血行が滞ることで足先が冷え切ってしまい、夜間の不快感や睡眠の妨げにつながる場合も少なくありません。
不良姿勢による首・肩・背中・腰への負担
車いすに長時間座っていると、体幹の筋力低下や疲労によって、骨盤が後ろに倒れた「仙骨座り」と呼ばれる姿勢になりやすくなります。背中が丸まり、頭部が前に突き出た姿勢になると、頭の重みを支えるために首や肩、背中の筋肉へ常に過度な緊張がかかり続けます。
| 姿勢の崩れによる影響 | 具体的な状態や起こりやすいお悩み |
|---|---|
| 骨盤の後傾(仙骨座り) | お尻の圧迫による皮膚トラブルや痛みのリスク、腰痛の誘発 |
| 背中の丸まり(円背) | 胸郭が圧迫されて呼吸が浅くなりやすい、内臓の圧迫感 |
| 首・肩の過緊張 | 慢性的な肩こりや頭重感、前を向きにくくなることによる視野の狭まり |
このように、車いすでの生活は一見座って休んでいるように見えても、全身の筋肉や循環器系には想像以上の負担がかかり続けています。
自宅で受ける訪問マッサージと機能訓練でできること
こうしたお身体の負担をやわらげるために役立つのが、国家資格者による訪問マッサージや訪問鍼灸、そして機能訓練です。ご自宅にいながら専門的なケアを受けることで、心身の緊張をほぐし、できる限り心地よく日々を過ごすための土台を整えます。
医療マッサージによる血行促進と筋緊張の緩和
訪問マッサージでは、あん摩マッサージ指圧師がご本人の身体の状態やその日の体調を確かめながら、硬くなった筋肉を無理のない力加減でほぐしていきます。
- 筋肉の緊張をほぐす:首、肩、背中、腰、そして座りっぱなしで緊張しているお尻の周りの筋肉を緩め、痛みの軽減を目指します。
- 血液やリンパの流れを促す:足先からふくらはぎ、太ももにかけて丁寧にマッサージを行い、滞った水分の巡りを助けることで、重だるいむくみや冷えの緩和につなげます。
- 皮膚の柔軟性維持:硬くなった皮膚や組織を柔らかく保つことで、圧迫による皮膚のトラブル予防にも役立てます。
身体が温まり、筋肉の緊張が和らぐと、副交感神経が優位になりやすくなり、リラックスした穏やかな表情を見せてくださる方も多くいらっしゃいます。
はり・きゅうによる深部の痛みと自律神経へのアプローチ
深部の頑固なこりや神経痛、関節の慢性的な痛みに対しては、はり師・きゅう師による施術を組み合わせることも可能です。細い鍼を用いてツボや緊張した筋膜へ直接アプローチしたり、温灸によって身体を芯から温めたりすることで、痛みの受容を和らげ、自律神経のバランスを整える手助けをします。
肌への刺激に配慮しながら施術を進めるため、初めて鍼灸を受ける方でも無理なく受けていただけます。
関節可動域訓練とストレッチで動かしやすい身体へ
固まりがちな関節に対しては、無理のない範囲でゆっくりと曲げ伸ばしを行う「他動運動(関節可動域訓練)」やストレッチを実施します。
股関節や膝関節、足首の柔軟性を保つことは、ベッドから車いすへの移乗動作の安定や、介助時のスムーズさに直結します。手足の指先まで丁寧に動かすことで、衣服の脱ぎ着や清拭といった日常の介助がしやすくなり、ご本人だけでなくご家族の介護負担軽減にもつながっていきます。
さらに、残された筋力や運動機能を活かすため、ベッド上での起き上がりや座位保持、立ち上がりといった基本動作の維持・改善を目指す機能訓練も、個々の状態に合わせて取り入れていきます。
つかさ訪問マッサージの特徴とご利用までの流れ
つかさ訪問マッサージでは、小田原市、南足柄市、大磯町にお住まいの皆さまが、住み慣れた場所で安心して施術を受けられる体制を整えています。
介護施設運営25年の実績に基づく安心の対応力
当院の運営元である有限会社サポートライフ西湘は、地域で介護施設を25年にわたり運営し、グループホーム「ローズハウス」の運営も手掛けてまいりました。長年にわたる高齢者ケアの現場経験から、認知症をお持ちの方への対応力を培っています。
「触られるのを嫌がったらどうしよう」「うまく意思疎通が取れるか心配」といった不安をお持ちのご家族もいらっしゃるかもしれません。当院のスタッフは、不安感や拒否感をお持ちの方にも穏やかで丁寧なコミュニケーションを心がけ、信頼関係を築きながら施術を進めます。
また、万が一に備えた充実した補償制度の導入や、日々の衛生・安全管理も徹底しています。
健康保険(医療保険)が適用されるため続けやすい
訪問マッサージおよび訪問鍼灸は、医師の同意書があれば各種健康保険(医療保険)が適用されます。
- 介護保険の枠を圧迫しない:医療保険を利用するため、介護保険の限度額を気にすることなく併用できます。
- 少額の自己負担で継続可能:負担割合(1割〜3割)に応じた自己負担分のみのお支払いで済むため、費用を抑えて定期的なケアを継続しやすくなっています。
小田原市寿町4-14-19を拠点としており、ご依頼をいただいてから迅速に訪問できるよう、スピーディで柔軟な対応を大切にしています。
ご相談から施術開始までの流れ
訪問マッサージを始める際の流れは、以下の通りシンプルです。
- お問い合わせ・ご相談
お電話またはウェブフォームより、現在のお身体の様子やお困りごとをお知らせください。 - 無料体験・事前説明
施術者がご自宅や施設へ伺い、お身体の状態を確認したうえで、施術内容のご説明や実際の施術を体験していただきます。 - 医師の同意書の取得
主治医(かかりつけ医)に訪問マッサージ・鍼灸の「同意書」を発行していただきます。書類の準備や主治医への依頼方法など、手続き面も当院がしっかりサポートします。 - 施術開始
同意書が交付され次第、ご希望の日時に合わせて定期的な訪問施術をスタートします。
車いすでの生活が長引くにつれ、お身体が固まってしまうのは自然な現象でもあります。しかし、早めに日常的なケアを取り入れることで、痛みや不快感をやわらげ、日々の暮らしの快適さを取り戻すことにつながります。
「最近足のむくみがひどい」「介助のときに手足が突っ張って大変」と感じていらっしゃる方は、つかさ訪問マッサージへお気軽にご相談ください。
お電話でのご相談は 0465-42-9031(受付時間:平日9:00〜18:00)にて承っております。また、ウェブサイトのお問い合わせフォームからは24時間いつでも受け付けています。まずは無料体験から、お身体の変化を実感してみてください。

